たまにやる試合稽古は楽しい - うえの
2018/05/17 (Thu) 17:23:25
「安孫子、好きな数字は?」
今日は看護マネージャーが両者休みだったので、看学主将の安孫子に聞いてみることにした。
「あ、ぼく好きな数字あります!」
この好きな数字問題、恐らく誰もハッピーにならない質問なんじゃないかと最近やっと気づき始めた。1とか2とか0とかが選択されると、「じゃあ10ね」とか「20ね」とかになってしまう。かといって7とか8とか大きい数字を選んだらそれはそれでストレートに死んでしまうし、4とか5とかでも「面の打ち込み5本5セット」など、メニュー内容を細かく区切ったときの数字になってしまいがちなので結局トータルで見ると多くなってしまうことが多い。
「何?」
「千です!」
「・・・え?」
「千が好きです」
「じゃあ切り返し千本でも」
「いいですよやりましょう!」
「え」
「でも先輩やんなかったら2倍ですからね!」
「あの、ちょ」
「先輩方、上野先輩が切り返し千本やるみたいですよー!」
安孫子が部室を飛び出していった。
なるほど、こういう攻略法があったか。だが今日は試合稽古をすることになっていたのだ。近くにいた魚本に言う。
「千試合やる?」50時間かかるけど。
「勝手にやってろよ」

とは言っても勝手にやるわけにもいかなかったので、すり足を月曜の3分の1程度に留め、切り返しもやらず申し合わせを20分ほどやって試合稽古を行った。
ひとり2回、希望者は3回にしたところ、合計の試合数が11試合になった。部員がだいたい揃うとこんなに試合が組めるのかと感動した。昨年総当たり戦やったら一人2試合だったみたいな日もあったせいか、感動の閾値がだいぶ下がっている。

僕は安孫子、中尾、萌々花と試合をした。
安孫子戦の時は序盤で僕の得意な技を取ったものの、すぐに取り返されてしまった。昔の安孫子ならここで打ったらほぼ確実に取れる、という場面で打ったのに、むしろ返されてしまった形になった。相手にとっての隙と自分にとっての隙は紙一重だと気づかされた。最後は僕がここ最近ずっと練習していた技を決めることができた。今まで取ったことのない間合いから取ることができたので、時間を費やしてきてよかったなと思った。対外戦でも使えるようにしていきたいと思う。

中尾の試合は引き分けだった。
もはや何を打ってもかわされ、試合の主導権を取らせてもらえなかった。
ちなみに本人は昇段試験に向けて形の練習の真っただ中で、「形でなんとか一本にならないですかね」と言っていた。とは言え、1本目は相手が上段でなければならないしなんなら自分も上段にならなければならない。3本目に至っては下段だし4本目はもはや試合であの構えを見たことがない。ただ本人は5本目の回して打つ籠手に可能性を感じているようだ。残心上段になるけど。

萌々花との試合も引き分けだった。
会心の返し胴を取られ一本を先取されたあと、合面で僕が取った(ことになった(当たってない(´ω`)(っていうか相手のが当たってた)))ことで引き分けになった(もっと言うと引き面も取られていた気がする)。萌々花に終わった後「2本勝ちですね」と言われたが、結果は結果である(とは建前で、結果は分けだが勝負的には完敗だった)。

3試合を終え感じたことは多かった。
まずは自分に向けて。3試合とも試合をしながら「この間合いなら普段飛んでるのにな」と思いつつ何故か踏ん切りがつかず逃げたり下がったりしていた場面が何度もあり、終止相手に差し込まれていたように思う。初戦はまだともかく、2戦目以降は自分が対外戦で昔よく出してしまっていた調子の悪いときの剣道そのままだった気がする。ただ、昔とは違い何故調子が悪いのか、取れないのかを試合中にも自分で具体的に気づけるようになったのは、暗中模索だった昔に比べれば成長なのかな、とも思う。
次に相手、または周りに向けて。前回試合をしたのはほぼ1か月前の、萌々花の歓迎総当たり戦以来だった。そのときはほぼ全員がグダグダで、足もできておらず打ちも中途半端で、どっちにも入るビジョンが見えずに引き分け祭だったのだが、今日の試合では攻め、足捌き、勢い、技一つ一つの精度ともに見違えて上がっていたように思った。相変わらず2本勝ちは少なかったが、試合者のどちらが取ってもおかしくない、という中で凌ぎあって3分が経過する、というパターンが多かったように感じる。
思えば、この1か月間は試合もなかったので、勧誘明けにも関わらずハードな練習を行ってきた。その成果がこの日の稽古では客観的に見ても明確だった。特に、ここしばらく伸び悩んでいた部員も、突破口となれるような、ここ最近で一番の試合をしていたように思う。

日大医は活動中の男子が7人しかいない。東医体は7人制。
全員が戦力として戦っていかなければならないのが現状だ。
参段以上がひしめく学校でもない。よって、そういった学校と同じ練習をしていたのでは勝つことは難しい。既存の戦力全員が伸びる必要がある。

そのためには今後も自分たちで考える時間、極端に長所を練習する時間、アドバイスをしあう時間、体力的に追い込む時間など、平坦ではない道を進んでいかなければならない。
キツイ練習をしているときほど、部員には必ず生化があるということを忘れず、しっかり意識を持って稽古に臨んでほしいと思う。

金曜日は秋関で対戦した慶応大学さんと合同稽古になる。
さらに部に良い刺激がもたらされることが期待されるので、僕自身も頑張っていこうと思う。























きつい稽古で怪我が悪化して弱体化しないように気を付けます。気を付けましょう。
誤植 - うえの
2018/05/17 (Thu) 23:46:41
最後の最後で生化学が出てきましたが、正しくは成果です。
Re: たまにやる試合稽古は楽しい - しのざき
2018/05/18 (Fri) 00:19:33
5本目はすりあげ面じゃないでしたっけ??
Re: たまにやる試合稽古は楽しい - うえの
2018/05/18 (Fri) 12:17:43
あ、俺が言ってたやつ6本目か笑
中尾何使うつもりだったんだろ。
  1. (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)
  2.